今回は釣行ではなく、今ペンギンさんが持っているテンヤタチウオの竿についての自分なりに、比較や使い勝手を書かせていただきます。今回比較する竿は5本になります。
40号と50号のテンヤをつけて、実験しながら比較していきました。
それではこの5本での比較をしていきますので、購入時など参考にしてみてください。
  • サーベルマスターXR91H170
  • 極鋭タチウオ テンヤSP 91H-165AGS
  • 極鋭タチウオテンヤSP 91-180AGS
  • 極鋭タチウオテンヤSP EX 91-170
  • 極鋭タチウオテンヤ SP EX 82-174

サーベルマスターXR91H170

メーカーシマノ
竿サーベルマスターXR91H170
長さ170cm
仕舞寸法88.6cm
軽さ145g
素材カーボン96.1%
テンヤの動かしやすさ
目感度
手感度
掛けた後の曲がり
コメントサーベルマスターの中級モデル。
タチウオのアタリを探知する穂先部とドラゴン級のタチウオに対しても負けないバットパワーがあり、安心して利用できる1本だと思います。結構硬いので、バイブレーションがしやすい印象があります。特に、テンヤを連続して小刻みにヒラ打ちさせる省エネバイブレーションにはちょうどいい感じです。
値段も他のものに比べて、手頃で、入門編として購入しましたが、満足しています。
EXと異なり、テンヤの動かしやすさがペンギンさん的にはちょうどよく、EXで当たらなくなってきた時に、利用しているのですが、
同じ動きをしていても、テンヤが動くので、渋い時に使うと釣れる印象をもっている1本です。

極鋭タチウオ テンヤSP 91H-165AGS

メーカーダイワ
竿極鋭タチウオ テンヤSP 91H-165AGS
長さ165cm
仕舞寸法120cm
軽さ92g
素材カーボン99%/チタン合金(スーパーメタルトップ)
テンヤの動かしやすさ
目感度
手感度
掛けた後の曲がり
コメントSP91Hはダイワの極鋭シリーズの中で最も固く張りのあるロッドという印象です。細かく竿先を動かすだけでもテンヤがよく動き、開発者が手感度に全振りしたと言うだけあって、バイブ中のテンションの抜けや小さな違和感を感じやすいのは間違いないと感じました。テンヤをぶら下げると91exや82exより張りの強さを感じるが元径が細いためなのか全体としてバキバキに固い印象はなく、竿先も必要十分に、もたれるので、むしろ繊細さを感じます。魚を掛けた時は竿で溜めながらファイトが出来るのですが、他の竿と比べれば固いのは事実なので、ドラグの効かせ方と竿での溜めをより意識してやり取りしないとバレやすいと思います。余談ですが、今回のレビュー対象としていない、シマノのサーベルマスターリミテッド91HHと比べるとこのロッドは柔らかいとすら感じます。91HHは竿先まで張りの強さがあるため、棒のような感覚になります。極鋭91Hもリミテッド91HHも、初めの一本に買う竿ではなく、これまでよりも固い竿を欲しいと思った時に買うロッドだと思います。その上でこれまで使ってきた竿との差をはっきりと感じられる硬さと出来るだけ軽い力でテンヤを動かしたいという時に買う竿ならシマノの91HH。穂先の曲がりを保ちつつ、他の91タイプのロッドよりもう一段階張りが欲しい場合はこの極鋭91Hという選択になるかと思います。

極鋭タチウオテンヤSP 91-180AGS

メーカーダイワ
竿極鋭タチウオテンヤSP 91-180AGS
長さ180cm
仕舞寸法135cm
軽さ100g
素材カーボン99%/チタン合金(スーパーメタルトップ)
テンヤの動かしやすさ
目感度
手感度
掛けた後の曲がり
コメントSP91はダイワの極鋭シリーズの中でちょうど真ん中の使い勝手のあるロッドという印象です。
なぜなら、テンヤの動かしやすさ、目感度、手感度すべてにおいて合格点ではあるが、飛び抜けた他との違いがないように感じます。
特に、テンヤを緩めに動かすと、竿に吸収されて、あまり動いていない印象になります。
しかし、180cmの全長があり、かけた時のバトル感は気持ちいいものがあるので使ってみると面白いと思います。
また、EXシリーズより若干重く、長時間振っていると疲れてくる印象もあります。
ただ、小さなタチウオが多い状況のとき、フッキングがよく効くので、即がけで釣り上げるのにはとても重宝している1本です。

極鋭タチウオテンヤSP EX 91-170

メーカーダイワ
竿極鋭タチウオテンヤSP EX 91-170
長さ170cm
仕舞寸法170cm
軽さ86g
素材カーボン99%/チタン合金(スーパーメタルトップ)
テンヤの動かしやすさ
目感度
手感度
掛けた後の曲がり
コメント満をじして発売されたexの91モデル。東京湾においてはテンヤを細かく動かすためにロッドの調子は91が軸となるため、発売を待っていた人も多かったはずです。使用した感想は竿先をそれなりに固くした82exという印象です。細かく早く叩く時の扱いやすさは向上しているように感じる。一方で、82EXと比較してここが決定的に違う、という点は正直見つからなかったです。両ロッドを船に持ち込み使い比べると違いを感じることはできるのですが、それによるアウトプットに大きな差が出るイメージが下手くそなぺんぎんさんには持てなかったです。どちらかを購入する場合、決定打となる要素はないため、一度試しに使った上で自分の釣りに合う方を決めれば良いと思います。

極鋭タチウオテンヤ SP EX 82-174

メーカーダイワ
竿極鋭タチウオテンヤ SP EX 82-174
長さ174cm
仕舞寸法174cm
軽さ85g
素材カーボン99%/チタン合金(スーパーメタルトップ)
テンヤの動かしやすさ
目感度
手感度
掛けた後の曲がり
コメント王道の82調子。ロッドの名前は82だが、使ってみると91調子に寄っている印象を受けます。メーカーにより調子の定義は異なるため、やはり実際に使ってたうえで扱いやすい竿を選ぶべきかと思います。今回紹介している竿の中では最も柔らかい調子なので、魚を掛けてからのやり取りは安心感があ理ます。竿を立てながらバットで溜めを作りドラゴンをいなすには十分な曲がりとその反発によるパワーがあるように感じました。テンヤを動かすために細かく叩いても竿先にかけても曲がりで吸収されやすいため、テンヤをロールさせやすいけど、ヘッドを上下に揺するアクションをするには今回レビューしている他の竿よりはより上下に幅を持ったロッド操作をする必要があるように感じます。一長一短なので、自分の動かし方に合う竿を選べば、どの竿も性能は間違いないので後悔することはないと思います。
では実際に動かしているところを見ていきましょう。
手前から、サーベルマスターXR91H170、極鋭SP 91H-165AGS、極鋭SP 91-180AGS、極鋭EX 91-170、極鋭SP EX 82-174になっています。少し見にくくてすみません。
最後に長さ、仕舞寸法、軽さ、素材、テンヤの動かしやすさ、目感度、手感度、掛けた後の曲がりを一覧で載せさせていただきます。
こうしてみるとダイワばかりですが、タチウオ釣りの竿で持っているのがダイワが多いというだけですので、ご理解ください。

投稿者 2nd_Penguin

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